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どの沼に入る前も必ず「キッカケ」になるキャラは存在すると私は思っている。これは完全に私の自論なのであまり信ぴょう性は無いが。私的に防弾少年団で「キッカケ」を担う人はジョングクかテテだと思っている。それは何故か?大体「キッカケ」になる人はキャラが立っているか顔面がいいからである。

おそ松さんであれば十四松、ハイキューであれば影山orツッキー、NARUTOであればサスケなど、わかる人には分かるだろうが大体この4人は顔がいいかずば抜けて目立つキャラ設定である。

ジョングクは「黄金マンネ」としてキャラが確立している。初めて防弾少年団を見たり知ったりする人にとってわかりやすいキャラだし、なおかつ日本人ウケするような顔だと思う。そしてキムテヒョン通称テテはなんと言っても顔面が良い。顔面がとてもいい。初めてキムテヒョンを見た時はあまりの人間離れした顔面に美しさではなく恐怖を覚えたあまりだった。個性が確立した防弾少年団の中でも2人は特に一歩上を行くというか、抜きん出ているとかいうか、そういったものを感じる。私の場合、その「キャラ」がジョングクだったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

ジョングクの顔ペンだった私は防弾コンテンツを漁っていく内に色々なことを覚えていったし、徐々にだが見分けもつくようになった。笑い方が特徴的なのがジンくん、色が白くてあまり喋っていない人がユンギさん、背が高くて顔が小さい人がナム、うるさめな人がジェイホープ、1番小さい人がジミンちゃん、大体ジミンちゃんの隣にいるテテ、そしてジョングク。この時はジェイホープになんの魅力も感じていなかった。ジェイホープに対する第一印象は「何この人、すっごいダミ声だね」だった。失礼にも程がある。だがしかし、初めてのカムバ(ハマったばっかりでカムバの文化についてよく知らず気づいたらYouTubeに動画が上がっていただけ)にて私はあるMVを見てしまう……

 

 

 

 

DNAの最後、真ん中で踊ってる人だれ?!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジェイホープだ!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

え、えぇ〜!!聞いてないよ、聞いてない。ジェイホープ踊ったらあんなにかっこいいとか聞いてない。ラララララ〜と歌いながらあんなダンスして、最後のDNAのポーズに合わせて超かっこいい顔して後ろむくじゃん!ジャケットも着てるし!(ジャケット男子好き)詐欺だよ詐欺。あんないっつもうるさい人(失礼)が?!

……人間びっくりしたら「聞いてないよ」とスマホに向かって叫ぶだの同じことを2回繰り返すなどの奇行をする。そして私はまたMVを見返し始めた。INU、DOPE、血汗涙その他多数。

 

 

 

え、えぇ〜〜、凄い。ジェイホープ、ダークホースだった。

 

 

なぜ私はそれまでジェイホープを完全に「ジョングクじゃない人」扱いしていたのだろうか。悔やまれるばかりである。血汗涙のジェイホープ、めちゃめちゃかっこいいじゃん。脚長いし。DOPEのジェイホープ、めっちゃダンス素敵じゃん。レーサーっぽいし。セイブミーでの儚い姿…………

それから取り憑かれたようにジェイホープを漁りまくった。YouTubeの検索履歴は「J-HOPE Focus」やら「J-HOPE moment」やらで埋まっていった。BoyMeetsEvilのステージ動画も、MAMAのソロステージ動画もテレビにyoutubeを繋いで暗い部屋で鑑賞した。

 

 

そこから知ったジェイホープ、チョンホソクという人物。お父さんが教師だったから学校であまり騒げなかったとか、地元じゃ有名なダンサーだったとか、テニスもできるとか、私が惹かれたDNAのダンスはたった数十分で覚えたとか……そのいくつもの話が私にとってとても衝撃的であり、何より魅力的だった。

 

そして更にジェイホープ沼に落ちる要因となったのが2つ。

 

花様年華ホープ君、設定が好きすぎる。

何を隠そう私は暗い過去持ちキャラが大好きなのである。イナズマイレブンの推しキャラ吹雪くんは幼少期不慮の事故にあい、両親と双子の弟を亡くし二重人格になったキャラである。そんな私にとって花様年華の薄幸そうなジェイホープ君、虚ろな目で鏡を見ながら薬を飲むジェイホープ君、ベッドで眠るジェイホープ君……性癖に刺さる以外の何物でもない。クゥ、ジェイホープバンザイ。花様年華バンザイ。

 

 

 

 

この人、希望担当な割に顔に出やすいな。

防弾少年団の希望担当として常に笑顔、キラキラ愛嬌、キャラキャラ笑っている姿はHOPEの文字が相応しい。……が!走れバンタンでの彼を見ていると「ん?」と思うことが多々ある。ルールに厳しく、思い通りにいかないことがあるとイラッとした顔になるなど割とジェイホープでなくチョンホソクが出てくる。いや、沼……ギャップ大好き人間(そもそもギャップ嫌いな女の子あんまりいない気がする)にとってはそれはそれは興奮材料だったのである。

 

 

 

 

 

この2つの要因が拍車をかけて私はジェイホープという7分の1の推しに巡り会った。完全にジェイホープの闇部分に惹かれた。そんなつもりは無かった。そう、元々何かしらの素質は持っていたのであろうがやはり闇ホソク推しになったのである。巷じゃ完全に「闇ホソクの人」認定されているし。もちろんキラキラ希望担当ジェイホープも好きだからそのへんは心配ご無用である。(何が?)

 

 

 

 

因みにラッパーライン大好き病も併発しているのでCypherやDdaengを聴くと死ぬ。色気マシマシな彼らに目がハートになる日々である。